かれこれ3Dツールを使い初めて10年少々、なれど、まぁ素人に毛が生えた程度と自己分析。そもそものきっかけは、広島の建築模型の魔術師こと、イメージアンドモデルのK先輩のお陰。初体験はform・Z、そこで初めてサーフェイス、ソリッドというものを知る。(後々、その運命に翻弄されることになろうとは・・)良いアプリだったんですが、小生が作ろうとする複雑な形状には、当時のPCの能力が追いてきてくれない、複雑な形状を作るとブーリアンで破綻する、という悲劇が。そして世はCGアニメ全盛、リアルな絵ができる、ということでMAYAとのご対面と相成りました。モデリングでの小生との相性も良くルンルンだったのもつかの間、その無限大に思える質感設定・ライティング・マッピング等々(それもGUIが英語標記!)で一日があっという間。にもかかわらず、これといった設定が定まらない始末。
そう、実際に使ってみて、もの凄く手間暇のかかるものだ、と気付く有様。ある意味プラモを作るのと同じです。組み立てて、削って、塗装して、挙句にリアルにするために、汚しまでしなくちゃ・・・。そうこうしているうちに、仕事ではせっかく立体データを作れるのなら、金型データとして使えるものを寄越せ、とおっしゃる次第。確かに・・・。そこで出てくるのがソリッドデータと相成ります。ま、話はまだまだ続くのですが、つまらん話をグダグダしてても仕方がないので、今日はここまでに・・・。

さて、先日のイラストレーターのデータをライノセラスにインポート。そのままでは、絵が寝ているので、コマンドの3D回転を選択、回転するオブジェクトを選択して、角度90を入力。あと、下絵として使いやすい位置に移動したものが、上記のスナップショット画となります。ここまではダレにでもできることなので、今さら感が否めませんが、手順ということで。多分、納期も迫ってきたら、そんな悠長なことは言ってられないので、かなり端折ったこととなるのが、目に浮かびます・・・。