関ブレ会のスピナーマイスターTAKAさんより、「究極版スピナーを完成された造形作家さん宅にお邪魔しないか」というお誘いを受け、一も二もなく快諾。
そして某日某所、造形作家さん宅にお邪魔をさせていただき、1/24の現物を拝見させていただくことができました。

ごく最近発売の某メーカーさんや、過去にガレージキット化された商品を購入したり見たりしてきましたが、それらとは隔絶された究極版と言って良いエネルギーを放っており、何だか目眩が・・。
とても手仕事とは思えない緻密な造形ながら、昨今の3D-CADを使ったような味気無さは皆無、逆に本来1/1スピナーが持っていた色気が随所に散りばめられており、どのアングルから見ても感動の嵐。多分図面解釈では真っ直ぐに見えるラインも、実はかなり大きなR処理等を施すと、こういった色気が出てくるのかもしれませんね。
残念ながらお仕事柄このスピナーは世に出せないというお話でしたが、逆にその方が良いのかもしれません。でもその究極版が日本の某所に存在しているという事実が、何だか嬉しいじゃありませんか・・。