2回目となる強化合宿が、昨年と同様一泊にて関西の某所で執り行われました。
に〜ぜきさんとbigglesさんに、ご近所まで電車で来ていただき、一緒に自分のクルマで現地へと向かいましたが、やはり昨年と同様道を間違え迷走しかかったところ、bigglesさん持参のカーナビで事なきを得る次第・・。
お昼前に到着したら、既に前日入りの主催者ツンコロさんと、東京から深夜バスで到着のシュウさんと、そのシュウさんを最寄の駅までお迎えのTAKAさんがお待ちかね。しかし何やら既に出来上がっているご様子(酒ではなくネタ話で?)。そして、後着三人組が昼食後、自然と各々のプレゼンが始まりだし、いよいよ合宿の開催です。

ここに洩れているネタが・・。TAKAさんが「スピナー読本」「ドローイングオブスピナー」等々の今となっては貴重な冊子を持って来ていたということを、シュウさんのブログで知る次第。あぁ、初回版の「スピナー読本」見たかったぁ。
まず写真の左、手で固定されているLED発光のインジケーター。これはナイトライダーのインパネに組み込まれた?マイケルの音声表示の商品と同一とのことで、ブレランではVKカンプ機にも使用されていたブツらしいです。
真ん中下、ツンコロさん制作のtvc-15製、クリアースピナー(50ミリ!)改造のジオラマ。ちっちぇ〜!よくここまで手を加えられたものです。最近老眼の入ってきている自分にはきついです。
右下、どっかで見たことのあるような造形のトイ玩具。以外と芸が細かく、その動作アクションを見て、購入希望者が続出?
右、撮影当時のバーバンクスタジオの車輌通行許可証。それをに〜ぜきさんが現物よりカラーコピーをして、ダンボールに貼り付けてそれらしく制作、一部のヒトは本物と見間違える出来ばえに爆笑。その後私がありがたく頂戴しました。
上、えぇ・・結局当日までに完成しなかったメトロキャブ。何とかホイールキャップを貼り付けるのが一杯一杯でした・・。しかし、カタチにする段階で、に〜ぜきさんや自分が考証で発見した事実が、キットだけではない展開もアリなのではないか。というコメントが発せられたのは、大きな収穫でしたね(って、メトロキャブの原型も完成していないのに、そこまで風呂敷広げて大丈夫か?)。

そして、ツンコロさんプロデュース&調理のリアルデッカ丼。それを最初に実食したシュウさんはエライ!。皆が見守る中それを口に運ぶシュウさん・・、第一声「味しねぇ」。
何せ、ご飯の上にサニーレタスを載せ、もみじ切りした人参を散りばめ、電子レンジでチンしたハゼをトッピング?後は山椒を降りかけゆずぽんのみ。という?な味付け。やはり日本人としては、ハゼを甘露煮にするなりアクセントがないと、淡白なハゼをそのままでは厳しいものがありましたが、まぁプロップを正確に再現すると、こうなってしまうのかもね。実際デッカードはんも食べてないし。
結局逃げていた自分も最後に実食。感想は、突然意味もなく初めに来る山椒の風味の後に、ご飯と合わないゆずぽんが、強烈なレモン水のようにガツン!と来るってとこでしょうか。「ふたつで十分ですよ」どころか、見るだけで十分ですよ(笑)。
そして初日のラストは、シュウさん特別編集の「エイリアン・アルティメット・ワークプリント」の上映会。しかし、お仕事でお疲れの皆さん、午前2時過ぎあたりから、ひとりまたひとりと幽体離脱していかれました。
2日目。映画の話に花が咲きましたが、年に一本か二本しか観ない、またレンタルも滅多にしない自分としては、あまりにもボキャブラリーが無さ過ぎて「ホー」と相槌を打つしかない始末。
結果、興味をそそられたシュウさんお薦めの「月に囚われたれ男」をレンタルして鑑賞することをお約束、近々にツタヤに行かねば・・。やはり皆さん映画好きの方が多く、その上博学ですねぇ。チープでシークエンスオタクの自分が、ちっちゃく見えます・・。お話の方は終わることなく続きますが、翌日は現実世界が待っている皆さん、14時過ぎにお開きとなりました。
今回も濃い合宿でしたが、単にオタ話だけに終始するのではなく、今までにそれぞれが積み重ねてきたことが、具体的なカタチとして結実するようなビジョンが、垣間見えてきたのが大きな収穫であったように思われます。