梅田大丸で開催中の2199の原画展、侮っていました・・。
初めて見る玉盛さん肉筆のアイデアスケッチ群、その線画から迸る迫力と作品に対する思い、そして自分なら気を抜いてしまう域を超越した描きこみと、工業デザイナーとしての本当の「記号」を加味してリアリズムを演出するその技法に、自分のお粗末さ加減を痛感・・。
この思いはディズニーの原画展でも感じた思いです。
その他に総監督や石津さんのガミラス艦艇群を含む宮武さん達の驚異的な情報量のコンセプトデザイン画等、多数のスタッフによるコラボレーションによって今回の作品が昇華されたのだな、とその経緯がヒシヒシと伝わってきました。
想定外だったのはキャラクターの原画が物凄く繊細で、語弊がありますがデジタル処理された引きによる着色画ではビー玉のように見える目が、原画では生き生きとした生命力に満ち溢れていたことでしょうか。
ウ〜ン結城信輝さんの原画集が欲しくなってきたし、できれば玉盛さんのアイデアスケッチ全集など出版されないのかなぁ・・。