クルマなんて、A点からB点へ移動できる道具で良かったモノが、自動車産業界を端に発するフォーディズムの確立で、高度経済成長の象徴となり、それをフェラーリが芸術品に仕立て上げ、世に送り出してしまったが故に、道具としてややこしい運命を辿ってきたように思われます。
そんな経緯もあり、フェラーリは別次元として、あえて見てみぬふりをしてきた自分ですが、この「458 Italia」には「何だか凄ぇなぁ・・」というインパクトを受け、知らぬ間にプラモを手に。
そのボディを良く眺めていると、単にカッコ良さだけを追求して出来たエクステリアではなく、キチンと空気の流れを計算して導き出されたであろう、構造とラインがあることに気付き、ひとり感動している自分がそこに・・。そう思うと不謹慎ですが、「現時点では面白味も何も無いEVなんかねぇ・・」。
ま、一生縁の無いクルマですが、プラモで満足・満足(苦笑)。